ストックフォト

ストックフォト・審査に落ちる写真とは

今回は、ストックフォトで審査に落ちる傾向のある写真について話します。

ぼくは、ストックフォトを副収入にしようとしているフォトグラファーです。

今ははじめて1年3ヶ月くらいで、

月に25,000-30,000円くらいの収益になっています。

 

プロのカメラマンだから、

ストックフォトに登録する写真で、

審査に落ちることなんてないでしょ?

と、思われがちですが、実は、結構あります。けっこう落ちます。

おーびーけー
おーびーけー
がーーん・・

 

まず、ぼくが使っているサイトのうち、

iStock、Shutter Stock、Adobe Stock、PIXTA

の順番で、審査が厳しいです。

つまり、写真のリジェクト(不合格)が多いです。

maru
maru
※あくまで体感です!!

 

それでは、ストックフォトの審査に引っかかる写真を、

3段階に分けてみていきます。

 

基本的な技術的問題がある写真

これは、サイトを問わず、ほぼ落ちます。

・ピンボケ

・手ブレ

・高感度による画像のガサつき、荒れ

・解像度の不足

・露出が合っていな

 

「ピンボケ・手ブレ・高感度のガサつき」

がまずは該当します。

maru
maru
アレ・ブレ・ボケって、伝説の写真家集団プロヴォークのキーワードじゃないか!?
まあめ
まあめ
まさかこんなところで聞くとは・・・。

 

審査はは結構シビアです。

カメラのモニターでは問題なくでも、

ノートPCで拡大したり、PCの大きなモニターを使って確認しましょう。

また、現行機種はISO3200程度でも全然見れる写真が撮れますが、

ストックフォトでは、けっこう落ちてしまうことが多いです。

 

ぼくの経験では、ISO400で撮っていて、

途中からISO1600に変えて撮った一連の写真を登録したら、

見事にISO1600のほうだけさっぱりリジェクトされたことがあります。

pcpc
pcpc
売り物だからね。きれいな写真じゃないとね。

 

「解像度の不足」

現行カメラの2000万画素クラスであれば全く問題ないです。

ただ、シャープのかけすぎ、トリミングのしすぎには気をつけましょう。

そして、トリミングをごまかすために、トリミング後に元画像と同じ画素数になるように、

拡大することはやめましょう!

画質のさらなる低下を招いてしまいます。

 

「露出が合っていない」

ほんとうに露出を外している場合は仕方ないとして、

ちょっとハイキー・ローキーな作風がリジェクトされることがあります。

撮影内容と露出がリンクしていないような写真は、特にリジェクトされやすいです。

(例)若い女性の笑顔の写真なのに露出が暗い

ストックフォトでは、

できるだけ普通な明るさの写真が求められているということも知っておきましょう。

 

ストックフォト独特の事情でNGになる写真

・企業が特定できる商品・ロゴ・マークの写り込み

・固有名詞など文字情報の写り込み

・被写体になっている人物や場所の許可が無い

 

「企業が特定できる商品・ロゴ・マーク、文字の写り込み」

企業ロゴや固有名詞など、文字情報はできるだけ画面に入らないほうが良いです。

特に海外のサイトでは、

日本語が入っているとどんな意味なのか分からないためか、

文字入りの写真は、「とにかくリジェクト」される傾向にあります。

完全に文字情報を画面から排除できない場合は、

あとからPhotoshopなどで消す作業が必要になるでしょう。

ぼくの失敗経験ですと、

アップル製品、とくにiPhoneは、

背面のリンゴマークをPhotoshopで消してもリジェクトされました。

それだけその形状をみんなが認識しているってことですね・・・!

pcpc
pcpc
確か、背面のカメラも画像補正で消したら審査通ったよね

 

「被写体になっている人物や場所の許可が無い」

人物を写した写真は、その被写体の許可が必要になります。

ストックフォトで販売することの許可を取らずにカメラマンが勝手に売ってしまうと、

当然、被写体の人は怒りますし、トラブルになりますよね。

 

この許可の書類を「モデルリリース」と言いまして、

被写体になってもらう人に「同意しているよ」という書類を書いてもらいます。

通行人などでも、個人の判別がついてしまえば、

モデルリリースは必要になります。

撮影時には、写り込みに気をつけましょう!!

かめらさん
かめらさん
完全な後ろ姿、手だけ、足だけなどの写真では必要ないようです

 

モデルの住所やメールアドレス、生年月日も記載する必要があるので、

撮影の事前にモデルに書類のことを伝えるようにして、

撮影当日はカメラマン側が書類を準備するようにしましょう。

 

また、場所の場合は「プロパティリリース」と言います。

場所が特定できそうな室内空間の場合には、

場所の権利者から、その場所を使って商用で撮っていいよ、と許可が必要です。

屋外であっても、

公園や商業施設内は許可が必要な場合がありますので、

事前に確認しておいてくださいね。

また、「商用撮影禁止」の場所は使用NGです。

ストックフォトは、完全に商行為ですから、自覚しましょう。

 

撮影している場所(立っている場所)は公道でも、

写っているものによってNGになる場合もあります。

東京スカイツリーなんかが写っているスナップ写真は、

海外サイトだとけっこうダメですね。

 

参考までにうPIXTAのモデルリリースをリンクしておきますね。

https://pixta.jp/docs/model_release_v2015.pdf

他社もフォーマットこそ違えど、記載内容は同じような具合です。

サイト内からPDFがダウンロードできます。

実際に書いてもらって、カメラマン自身も必要事項を記入して、

写真を登録する際に添付する形で提出します。

 

理由はよく分からないけど、経験的に落ちやすい写真

・ピントが浅すぎる写真、メインとなる被写体が画面の中央にない写真

・類似する写真があるため

・ニーズに合わない

 

「ピントが浅すぎる写真、メインとなる被写体が画面の中央にない写真」

もちろん作風として全っ然ありなのですが、

作為を明確にしないとリジェクトされることがたまにあります。

メインとなる被写体にきちんとピントが合っているかどうか、

余白は意図的かどうか、確認しましょう。

人物が写っている写真で、人物以外のところにピントが来ている写真は、

よほどしっかりとした撮影意図があり、

かつそれが、写真を見ている人にも伝わることが必要でしょう。

おーびーけー
おーびーけー
写真がハマればかっこいい!!

 

「類似する写真が提出済み」

同じ被写体を同じような構図で何枚も登録していると、

こういう理由でリジェクト通知が来ることがあります。

どうしても登録したい場合は、

リジェクトされてから日程をあけて再登録すると通ることもあります。

ただ、バリエーションの一部は通っているはずですので、

あまり深く考えないほうが良いかもしれません。

 

バリエーションがたくさんある写真という自覚が登録前にあれば、

まずはどうしても審査を通したい写真を登録し、

審査が終わったら残りの写真も審査に出す、という手段もあります。

そうすれば、類似が理由でリジェクトされても、

優先順位の高い写真は登録されています。

 

「ニーズに合わない(ストックフォトに適さない)」

ニーズに合わない。ストレートというか、けっこう切ないですね。

maru
maru
初めてみたときは、がーーーん、となりました。

つまり、

写真としては問題ないけど、絶対売れないから載せないで!

ということです。

 

ただこの理由の場合は、

写真自体に技術的な問題がなくて、

タグつけやタイトルつけがしっかりできるのなら、

他のサイトでは問題なく登録できることが多いです。

 

ぼくも、あるサイトでは「ニーズに合わない」と言われてリジェクトされた写真が、

他のサイトでは売り上げが立ったこともあります。

これこそ、

本当にあまり深く考えても仕方のないところかもしれません。

 

リジェクトされても深く考えないで

最後に、

ストックフォトでのリジェクトはけっこうあります。

なので、それほど落ち込む必要はないと思います。

 

リジェクトされたからといって、

あなたの写真に価値がない、ということで全くありません。

単純に、ストックフォトという市場に適していない、だけです。

 

とはいえ、技術的な甘さを指摘してくれることもあり、

深く考えないようにしつつも、吸収できるところは素直に吸収する、

これが一番良いような気がします!